『負け耐性』
誰でも損失を被る事は嫌です。
しかし、相場は複雑な動きをするので、どんなに慎重にトレードをしても負ける事はあります。
そんな時、その負けを受け入れられるかどうかは、その後のトレードに大きな影響を与えると思います。
よく書籍等に損切りの幅として資産の何%等と書かれていますが、理論的にそれが安全なラインでも、結局のところ自分が精神的に受け入れられないのであれば安全なラインとは言えません。
では、どうすれば負けを少しでも受け入れられるようにできるのか…それは、負けたトレードを見直す事にあるのだと私は考えています。
負けたトレードを見直すのは精神的に気持ちの良いものではないですが、冷静に振り返る事により、その負けの原因がわかり、負けを納得できるのです。
勝ったトレードは、極端に言ってしまえば自分の予想した通りの結果なのですから、そうなって当然なのです。なので見返す意味は少ないと思います。
その反面、負けたトレードは自分の予想とは違った原因があり、その原因を探れば次回は同じミスをしないで済みます。
負けたトレードを勉強の材料だと思えばいいのです。
このように負けトレードを減らしていけば、損失が減り、未来の利益になるのです。
勝ちトレードを増やす事よりも、負けトレードを減らす方が比較的簡単なのではと考えています。