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2010年6月7日月曜日

リーマンショック復習

世界的な金融不安の原因がリーマンショックという事はほとんどの方が知ってると思います。
しかし、そのリーマンショックの実体はあまり知られていないのではないかと思います。
そこで、自分の勉強も兼ねて少し解説したいと思います。

まず、始まりは米国のサブプライムローンと呼ばれる低所得者向けの住宅ローンが起因です。
サブプライムローンは低所得者向けゆえに、金利が高かったのです。しかし、米国では住宅ブームで住宅価格が上昇していました。その為、住宅を担保に借りるので幅広く普及したのです。
貸し元であるローン会社は、このローンの債権を証券会社に売り、それで得た資金を再び貸すというループを繰り返していました。
そして、その債権を購入した証券会社は、その債権を他の証券等と組み合わせて新しい商品(証券)として投資家等へ販売したのです。
しかし、やがて住宅バブルは崩壊し、ローンを返せない消費者が増えました。
そして、住宅の価値が下がり、債権の価値が下がりました。
それにより、サブプライムローン債権を組み込んだ証券に多額の損失を生みました。
そして、大量の債権を組み込んだ証券を販売、また自らも多額の投資を行っていたリーマンブラザーズが多額の損失を被り、経営破たんしたのです。
そこから世界へ金融不安が広がったのです。
景気は海を渡ると言われますが、まさにその通りになってしまったということです。
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