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2011年5月21日土曜日

EUR/JPYとEUR/USDのトレード比較

EUR/USDは、為替市場でもっとも多くトレードされてる通貨ペアです。
アメリカ・ドルは、世界一の流通量を誇る通貨であり、欧州ユーロはドルに換わる世界の基軸通貨になると言われていた通貨であり、世界第二位の取引量を誇ります。
そのユーロと日本円の通貨ペアであるEUR/JPYは適度な値動きがあり、業者によってはスプレット幅が狭くとても人気があります。
では、ユーロをトレード通貨に選択する際、EUR/JPYとEUR/USDのどちらを選択する方が良いでしょうか。
無論、好みの問題もあると思いますが、私はEUR/USDの方が良いのではと思います。
メリットとしては、世界で一番取引されてる通貨ペアなので、流動性が高いと言えます。
EUR/JPYは、欧州の情勢・日本の情勢以外に、ドルやポンドなどの影響(連れ安・連れ高)も受けます。なので、値動きが複雑になります。
一方、EUR/USDはどちらかと言えば、アメリカ情勢と欧州情勢が素直に値動きに反映されます。
なので、情勢をしっかりと読み取ることができれば、比較的相場を予想できるのではないかと思います。
また、トレンドが形成されれば比較的長く続くような印象もあります。
デメリットとしては、日本時間にあまり値動きがなく、日中のトレードには向いてないと思います。
また、欧州時間が近づくと急に値動きが激しくなる場合もあり、エントリーのタイミングを間違えると思わぬ損失を受ける場合もあります。
また、アメリカ情勢や欧州情勢に素直に反応する為、突発的なニュースなどで流れが急に変わることがあります。
特に、今だと欧州情勢(ギリシャ不安)が不安定であり、いきりなり流れが変わることが多くあります。
他にも、海外のオプション取引商品の思惑に左右される展開もあります。
なので、あまり長期のトレードには向いていないのではないかと思います。