最近、FX関連の掲示板やブログなどをよく見るようにしています。
特に、負けたトレードなどの記事や書き込みを見るようにしています。
勝ったトレードや勝ってる方の手法などは、参考にできる部分はあるかもしれませんが、見に付くものは少ないのではないかと思います。
例えば、ある投資家の手法を真似しようとしたとします。
基本的なトレードルールを守れば、真似をすることはできるかもしれません。
しかし、相場の複雑なものであり、様々な状況の中で手法を考案した本人と真似をしてる人では、判断の仕方が違う場面が多くあると思います。
その、判断が違う場面が、成功と失敗を分けるのだと思っています。
この差は、そう簡単に埋めることはできません。
それよりも、負けトレードから敗因を読み取り、負けるトレードを減らすことの方がいくらか簡単だと思います。
そして、面白いことに(皮肉なことに?)、敗因は結構共通してる部分があるのです。
その敗因をいくつか取り上げたいと思います。
また、私が思う解決方法も参考までに書きたいと思います。
第①<余裕資金で投資を行う>
掲示板などを見ると、貯金などを投入して投資をしてる方がいるようです。そして、大損失を被って貯金ゼロ、あるいは借金をしてしまうなどもあるようです。
FXは、ハイリスク・ハイリターンの比較的ギャンブル性が強い金融商品です。
なので、あまり大きな資金を投資するには適してない商品だと思います。
その巨額な資金が余裕資金であれば問題ないのですが、生活の一部のような資金では投資してはいけないのです。
生活のかかってるお金では、どうしても守りのトレードになってしまいますし、負ければ取り返そうと必死になってしまいます。
そういう思考は、冷静な判断が必要な相場において命取りになります。
FXは、下手をすれば資金がゼロ(マイナスも)になってしまう商品である為、無くなっても実生活に影響がでない程度の資金で行わなければダメなのです。
私の場合、投資を始めた資金は、長年500円玉貯金をしていたお金です。それ以外は、給料から少しずつ、月の私用のお金の残りなどを充てています。なので、投資資金はそれほど多くはありません。
それでも、レバレッジ効果があるので十分だと思っています。
無くなって良いというわけではありませんが、しかし無くなっても生活に支障が出るお金はありません。
もしも、大金を投入してる方は、今一度その資金がゼロになっても困らないお金なのかを考えた方が良いかもしれません。