第②<利益を得る>
昨日の続きですが、FX掲示板などを見ていて多くある例が、利益確定をできず最終的にマイナス・ポジションになってしまうというケースがあります。
これの主な要因の一つに、「損小利大」の考え方に固執してるからという部分があると思います。
利益の乗ったポジションの利益を伸ばそうと、利益確定を先延ばししてる内に戻しに合い、そこから逆行して損切りに引っかかってしまうというパターンです。
これに遭遇してしまうと、失敗しないようにと利益確定が早くなってしまい、利益を伸ばせないトレードになっていく傾向があります。(ちょっと前の自分の例ですが・・・)
これの改善方法ですが、一番はエントリーポイントの見直しです。
よくあるのは、トレンドが形成されていてエントリーしたら、その日の高値や安値付近でそこで反発を喰らうという形です。
なので、その日の高値や安値付近の場合(節目のレート)、そのレートを突破したのを見てからエントリーをするのも良いと思います。
他には、エントリーしてからある程度利益が乗った段階で、ストップ注文を利益圏に移動させると良いと思います。最低でも、利益でトレードを終わらせることができるようになります。
利益確定のポイントも、通貨ペアやトレード・スタンスによって変える必要があります。
例えば、トレードスパンが短い、あるいは、値動きが少ない通貨ペアは利益を伸ばすのは難しいと思います。
極端な話をしてしまえば、スキャルピングトレードでは利益を伸ばすことよりもしっかりと利益を確保することの方が結果的にトータルで勝つことができると思います。
「勝率」が悪い方は、この点を見直してみると成績が向上するかもしれません。
私自身、これを見直してかなり成績が良くなりました。
「含み益」は「利益」ではなく、ただの数字です。なので、含み益があるならしっかりと利益にして(利確して)トレードを終わらせないといけないのです。