投資通貨数(ロット数)のコントロールは、リスクを抑える上ではとても大切な考え方です。
簡単なところで言えば、自信のある相場ではロット数を増やして、自信がない相場ではロット数を減らすなどの手法があります。
他にも、エントリーする際のロット数を分散することにより、リスクの低減と利益の拡大を狙う手法もあります。
例えば、1ロット(10000通貨)で普段投資をするならば、これを0.2ロット(2000通貨)ごとに5つに分散します。
エントリーポイントを見つけたら、最初の0.2ロットでエントリーし、リミットを20pipsで損切りを50pipsで設定したとします。
そして、損切りまでの50pips以内で残りの0.8ロット(4回分のエントリー)を最初の注文から損切り方向へ10pips刻みで指値注文で入れておきます。
この際の損切り幅は、最初の注文と同じレートか、もしくはもう少し余裕を持たせても良いと思います。
トレンドに乗ろうとエントリーし、少し逆行し再びトレンドに戻れば、この手法が完璧に上手くいけば一回で1ロットエントリーするより利益が1.5倍ぐらい増えます。
損切りすることになっても、損失を少なく抑えることができます。
また、1ロットの場合の50pipsの損失は5000円なので、この損失額が許容できるとなれば、分散エントリーをすることにより、損切り幅を広くすることができます。
デメリットとしては、最初のエントリーで上手くトレンドが続いてしまった場合に、追いかけてエントリーになると利益が減ってしまうことです。
また、注意点としては、0.1ロット単位(1000通貨)で取引できる業者でも、手数料を取られる場合があるので、事前に調べておく方が良いと思います。
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