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2011年5月17日火曜日

損切り考察

第④<損切りの考察>
損切りは、損失を限定する為に必要不可欠な手法です。
そのことを理解すればするほど、損切りをすることに神経質になり損切りをし過ぎてしまうという方もいると思います。
無駄な損切りを重ねることにより、損失が積み重なって結果的にマイナスが膨らんでいくという形です。
私の考えでは、例えば「○○pipsで損切り」などと機械的に設定している場合に、このパターンに陥りやすいと思います。
相場には、様々な局面があります。穏やかな相場もあれば、値動きが激しい相場もあります。
値動きが激しい局面で損切りラインを近めに設定すればすぐ引っかかってしまいますし、穏やかなな相場で損切りラインを広く設定しても損切りとしての役目が薄くなってしまいます。
なので、相場にあった損切りラインを設定する必要があります。
他には、その日の高値や安値、チャートに線を引いた際のサポートラインを抜けてしまった場合(ブレイク)に設定すると、より効果的な損切りができるのではないかと思います。
損切りは、必要不可欠だからこそいい加減に設定してはいけないと思っています。
損切りラインを注意しても損切りに引っかかってしまう方は、エントリー・タイミングを見直すと良いのではないかと思います。
特に、逆張りを好む方は、その通貨の国の近況や指標なども意識するとより良いトレードができるのではないかと思っています。