常にポジションを保有していないと気が済まない症状をポジポジ病というみたいです。
一種の依存症のようなものだと思いますが、名付けた方は上手いネーミングをしたなと思います。
特に初心者に多く見られる症状のようですが、ゆえに無謀なトレードをしてしまい、負けトレードが増えてしまうのだと思います。
私も、FXを始めたばかりは重度のポジポジ病でした…
暇さえあれば適当な理由でエントリーし、たまには偶然にも利益を出せる機会もありましたが、多くは負けトレードで終わりました。
最近はかなりポジポジ病の症状を緩和できました。
その理由を色々考えてみたところ、一つは1日の自ら考えてた利益のノルマを無くしたからです。
前までは「1日にいくらの利益を出す」という目標を掲げてトレードを行ってました。
利益確定の目安になり、モチベーションの向上にも繋がると思ったからです。
ただ、実際にはその目標が一つの足枷になり、目標に到達してない時は到達させようと無駄なトレードをしていました。
今はそのようなノルマを考えるのは止めて、1日のトレードを例え1円でもプラスで終えればいいと考えるようにしました。
もう一つのポジポジ病緩和の理由は、値動きについて極力原因を考えるようにしたからだと思います。
トレンドは、余程大きなニュースがない限りはそうそう大きく一方的に動いたりはしないのです。
こんな当たり前の事を少し冷静に考えられるようになってからは、トレンドが形成され始めたらすぐエントリーするのではなく、まずはニュースを見て原因を探るようになりました。
そして、自分の納得いく結果が得られなければエントリーしても早めに利益確定したり、エントリー自体を見送る事もあります。
他には、高金利通貨(私はAUD)を少ない通貨単位、1万通貨未満で長期保有する等してます。
工夫をすれば、ポジポジ病と上手く歩んでいける余地は十分ありそうだと私は感じています。